電子タバコはアトマイザー(噴霧器)とMOD(バッテリー)から成っています。
バッテリーは電子タバコでも大切な部分です。
電子タバコのポイントはアトマイザー部分です。
それによってテイストが決まるのです。味わいや蒸気の分量が決まってきます。
バッテリーから電流を流して、内部にあるコイルによってリキッドを蒸気にします。
普通の電子タバコはタンクが付いているアトマイザーです。それ以外にも色々な種類があります。
どういった種類のものがあるのかを解説してゆきます。
直ドリアトマイザー
直ドリアトマイザーは、自分で巻いたコイルにコットンをセットしたものに、
直接リキッドを垂らして加熱して吸うタイプです。
「直ドリ(ちょくどり)とか(じかどり)」と言われます。
直接リキッドをドリップして使用するアトマイザーのことと考えればいいです。
抵抗値や電源やコイルの知識がある程度必要です。どちらかと言うと上級者向きになります。
初めてから直ドリを使っている人は少ないです。
直ドリアトマイザーの特徴は、リキッドの味が直接味わえることにあります。
そして爆煙仕様であることでしょう。
ですが、ネックはリキッドを吸う都度にコイルに垂らさないと行けません。
外出先で使うのは想像している以上に手間がかかります。
またリキッドの消費が激しいです。こだわりがあるマニア向けです。
カトマイザー
アトマイザーとリキッドを蓄積しておくカートリッジが同一化されているものが「カトマイザー」と呼ばれます。
どのような形でリキッドを蓄積しておくかによって、いくつか種類分けできますのでご紹介しておきましょう。
【ドリッパー】
直ドリアトマイザーを比較すると、リキッドを蓄積しておける分量が多いのが特徴になっています。
数回電子タバコを吸う都度、リキッドを直接コイル部分に補充してくれるので便利です。
リキッドの味をクリアに楽しめるし、爆煙仕様を好む人にお勧めしたいアトマイザー(噴霧器)です。
ドリッパーは自分でコイルを巻いたりすることも楽しみになります。
こだわりある人や電子タバコ上級者向けのアトマイザーです。
【タンクアトマイザー】
普通の電子タバコで使われているタイプです。タンクが付いています。
ドリッパー式のアトマイザーと比較すると格段に多くのリキッドを蓄積できます。
タンク部分に蓄積しているリキッドをウィック(コイル)で吸い上げて加熱する仕組みになっています。
タンクアトマイザーはリキッドを補充する回数を少なくできるのがメリットです。
連続的に使えるところが高評価の一因です。だからこそ、これだけ普及したのだと思います。
タンクに使用されている素材によって「クリア口マイザー」と「グラス口マイザー」に区分されています。
★クリア口マイザー
タンクアトマイザーの中でも一番多く使用されているのがこのタイプ。
ガラス製とプラスチック製があります。
メンソール系のリキッドを使った時に、プラスチック製のタンクでは、
メンソールに含まれる成分の影響で、腐食したりします。
ひび割れや液漏れをすることがあります。どのようなリキッドを使うかは注意をしたいポイントです。
★グラス口マイザー
クリア口マイザーの中でタンクに使っている素材が耐熱ガラス製になっているタイプです。
パイレックスガラスなどが多いです。
こちらグラス口タイプのアトマイザーならば、メンソールの成分でも腐食することはありません。
いろいろなリキッドに対し耐性があります。汎用性の高さが魅力です。
ガラスの特性ですが、落下などの衝撃には弱いです。
手巻き式アトマイザー(RBA)
ReBuildable Atomizer(リビルダブルアトマイザー)は、使う人が自分でコイルを巻かなければなりません。
こういったことから上級者向けの電子タバコの方法です。二つの種類に分類されます。
【RDA】
リビルダブル・ドリッピング・アトマイザー(Rebuildable Dripping Atomizer)は、
直ドリアトマイザーやドリッパーに使用します。
電子タバコメーカーの既製品ではありません。自分の手でコイルを巻いてウィックを通して使用するタイプです。
メーカー品と交換する必要はありません。必要に応じて自分で作成できるので、案ニングコストに優れています。
【RTA】
リビルダブル・タンク・アトマイザー(Rebuildable Tank Atomizer)は、タンク式アトマイザーに使用できます。
手巻き式アトマイザーでRDAのタンクバージョンです。自分でコイルを巻きます。
アトマイザーの種類によってはすぐに使えるコイルユニット以外にRTA向けのユニットが付属されていたりします。
気軽にチャレンジできる手巻き式アトマイザーです。
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